



東京学芸大学の渡辺 貴裕先生にお声がけいただき、「ハーモニーはどのようにつくられるのか?〜たむらまろと考える〜」のワークショップに参加してきました!
たむらまろさん達が織りなすハーモニーは美しく、ずっと鳥肌が立っていました。生で音楽を聴く良さって、音の響きが体に響くのと、作り手同士の細かなコミュニケーションがみれることだと思いました。
渡辺先生が「協働学習は話し合いばかりで、人々がものをつくりあげていく過程を見ることも協働学習になるのではないか?」とおっしゃっていたのを頭に置きながら、アカペラグループ「たむらまろ」さんたちが楽しそうにハーモニーを作っていく様子を観察したり、一緒に歌ったりすることができました。
感想共有の場面で、印象的だったのは
①根拠はないけどみんながいいと思って選んだものが選択の基準になっている。それは何を根拠にしているの?
②教育現場では最初に根拠(理論)を求められて、その後に体験をするが理論に合わせようとすると、情動的体験をできないで終わることが多い。体験からスタートしてそこから理論を伝える方がいいのではないか。楽しいからスタートした方がいい。
③言語ではない、音楽の中だけのコミュニケーションがあって、それが心地が良い。
たむらまろさんと参加者同士でハーモニーを作っていく感覚がとても心地よかった。楽しい体験は心に残る。
個人的には音楽を絵にすることにずっと興味がありました。色、線や空間できこえた音を表現すること挑戦できたことが、とても楽しかった!最近描いたグラレコで一番楽しかった!!
音程や音量、音の広がりや重なり、音色の雰囲気など表現語彙が追いつかなかったです。。私が音楽的知識を持っていたら描き方が変わってたのかな?
私は根拠がないもの(カテゴライズされていないもの、数値化できないもの)がつくり上げられていく過程を絵にしようとする試みが好きです。またやりたいです!
渡辺先生、たむらまろの皆さま、参加者の皆さまありがとうございました!
2023/1/22